妊娠とホルモンバランスの関係
子供が欲しいのに、なかなか授からない。
これは、本人にとっては一大事です!
この原因の一つとしては、栄養の偏りや不規則な生活などによって体のリズムが乱れてしまい、ホルモンバランスまで崩れている女性が増えてきたことが上げられます。そして、このようなホルモンの乱れは、不妊や冷え性まで招いてしまいます。
また、最近では少子化の問題も重要視されています。出生率の低下により、これからの未来を生きる可愛らしい赤ちゃんが生まれて来ないというのは、本当に深刻なことです。女性であれば、せめて一度は、我が子を胸に抱きたいはずです・・。
ホルモンの分泌と排卵サイクル
排卵に関係するホルモンの分泌は、脳の中の視床下部と呼ばれている器官で制御されています。そして、この視床下部からの指令を受けてホルモンを分泌する器官が、下垂体と呼ばれている器官です。
また、この下垂体から分泌されるホルモンの中でも、おもに、卵胞刺激ホルモンと黄体ホルモンの2つが、卵子の成熟や月経などの排卵の仕組みに関係してきます。
ホルモンの働きと排卵の仕組み
まず、月経が始まると、すぐに 卵胞刺激ホルモン が分泌されます。そして、この卵胞刺激ホルモンは、卵巣の中にある未熟な卵子に働きかけて成熟を促します。
◆ 排卵のメカニズムについて
まず初めに、1回の月経周期では15〜20個くらいの卵胞が成長しますが、最後まで残るのは一番大きくなった卵胞だけで、残りは閉鎖してしまいます。その一方で、卵子も卵胞の発育とともに成熟していき、排卵の直前にもっとも受精しやすい状態となります。また、卵胞や卵子の成熟とともに エストロゲン というホルモンが分泌されます。
このエストロゲンというホルモンは、排卵が近づくにつれて分泌量が増えていきます。そして、その量が十分になると、視床下部が卵胞が成熟したと感知して、脳下垂体から 黄体ホルモン というホルモンを分泌して排卵を促します。
その後、無事に排卵が終わった卵胞は 黄体 となり、エストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンを分泌して子宮内膜に働きかけ、受精卵が着床しやすい状態にします。このように、排卵のサイクルは、非常に複雑な過程が繰り返されます。そして、この過程の一部分にでも異常が生じてしまうと、排卵のサイクルが乱れてしまいます。
かけがえの無い、大切なホルモンバランス!
今までお話しましたとおり、排卵とホルモンバランスは微妙な関係で成り立っていて、とても大切な存在です。そして、このホルモンバランスは、過度なストレスや人間関係などの精神的ストレスによっても簡単に乱れてしまいます。
元気なホルモンバランスを保つためには、過度のストレスを溜めない、夜更かしはしない、栄養バランスの良い食事を食べることが重要です。基本的なことですが、気にするのとしないのとでは差が開いてきますよ!
