人工授精にチャレンジ!
人工授精の手順についてですが、まず、男性の精液を採取して精子の数や奇形率などを検査します。その検査で異常がないようでしたら、その後、洗浄して濃縮するとともに、精子の授精能力を高めるために培養を行います。
また、女性については、基礎体温や超音波検査などから排卵する確立の高い日を目安にして、選別した精子を子宮内に注入します。この人工授精の後に、高温期が3週間ほど続いてくれれば、妊娠している可能性が非常に高くなってきます。
◆ 人工授精にチャレンジする目安
人工授精を行う際の目安としては、フーナーテストの結果が陽性の場合や、精子の運動率が悪い場合でなかなか自然妊娠できない場合、また、インポテンツ・EDなどで夫婦生活に支障がある場合などが目安となります
人工授精の成功率と費用
人工授精の成功率は、全国の平均でいきますと大体10%前後と言われています。「この成功率は、ちょっと低いのでは?」と思われるかもしれませんが、あくまで平均の成功率ですので、人工授精を実施する病院やお医者様の熟練度などにより増減してきます。
また、人工授精の費用については、保険が適用されないため自由診療となります。ただ、1回の人工授精にかかる費用は大体1万〜2万円程度とそれほど高くありません。病院によって多少は金額に差がありますので、治療前にご確認くださいね。
精子の選別について
人工授精の成功率については、どれだけ正確に排卵日を予測できたか、採取した精子が元気かどうかで変わって来ます。ここでは、採取した精液の選別方法として主流になっているパーコール法について解説したいと思います。
◆ パーコール法について
これはパーコールと言う液体を使った精子の選別方法です。まず、パーコールの入った液体に精子を入れて遠心分離を行います。そうしますと、精液に混じっている異物や、死んでいる精子などが途中のパーコールにひっかかり除去されます。しばらくすると、元気の良い成熟した精子が底のほうへ沈みますので、この精子を人工授精に使用します。
