生理周期と妊娠について
女性の場合ですと、ある程度からだが成熟してくると生理が始まります。この生理と言うのは、体が妊娠するための準備として必要不可欠なものであり、また、生理が始まれば妊娠することが出来るようになったと言えます。
この生理については、だいたい28日周期でサイクルしていて、この間に、卵胞が成熟して排卵が起こります。そして、ちょうど排卵された時に、運よく精子とめぐり会えて受精することが出来ますと、めでたく受精卵となり妊娠の第一歩となります。
また、この受精卵については、細胞の分割を繰り返して成長しながら、子宮を目指して卵管の中を移動していきます。一方、子宮の方では、受精卵が無事に着床出来るように、子宮内膜を厚くして到着を待っています。そして、無事に受精卵が子宮内膜にたどり着くと、この子宮内膜を溶かしながら着床します。
妊娠と体の働きについて
● 子宮
まず、子宮の形についてですが、全長は大体7cm程で、幅が約4cm、内膜の厚さが約2〜3cmの 西洋なし のような形をしています。また、子宮全体が厚い筋肉で出来ており、筋肉の内側が子宮内膜、外側が子宮外膜と呼ばれています。
また、子宮内膜については、生理周期によるホルモンの影響を受けて厚く成長していき、受精卵の受け入れ準備を整えていきます。そして、排卵の直前の頃には3〜4mm程となり、受精卵が着床する時期には7〜8mmまで成長しています。また、受精卵が着床しなかった場合には、この子宮内膜は不要となりますので、月経として体外へと排出されます。
● 卵管
卵管とは、卵子を子宮へと運ぶための通り道で、子宮の左右にあります。また、この卵管の特徴としては、子宮のつけねから少しずつ太くなっていき、その先端がラッパのような形をして開いている部分があります。この部分を卵管采と言って、卵巣から排卵されてくる卵子を受け止めると言う大切な役目を持っています。
● 卵巣
この卵巣というのは、子宮の左右に1対あり、卵子を成熟させて排卵するという役割を持っています。また、妊娠するために必要なホルモンである 卵胞ホルモン や 黄体ホルモン などの合成や分泌も行っています。
● 生理周期のコントロール
生理は、だいたい28日周期でサイクルしており、この間に、卵の成熟や排卵などが起こります。そして、この生理の周期をコントロールしているのが、脳の視床下部という場所にある下垂体と呼ばれる部分です。この下垂体から分泌されるホルモンによって、卵巣などの妊娠に必要な器官を刺激して、生理の周期を正常に保っています。
