排卵について
まずは、排卵についての解説なのですが、女性の排卵や生理といった妊娠するための体のサイクルは、体内のホルモンバランスによって正常に保たれています。そのため、何らかの原因でホルモンのバランスが崩れてしまうと、妊娠するための体の仕組みが正常に機能できなくなり、生理不順になったり、排卵障害になってしまうことがあります。
また、ホルモンバランスが乱れる原因については、不規則な生活を送っていたり、仕事や家庭環境の変化、栄養バランスが偏った食生活を送っているなどがあります。また、ホルモンは微妙なバランスで保たれていますので、本人の心理状況によっても影響があるようです。
排卵障害について
排卵障害というのは、ホルモンバランスの乱れなどによって、卵が正常に育ってくれなかったり、また、正常に育っても、うまく排卵することが出来ないと言う障害です。当然ながら、排卵されなければ妊娠することも出来ませんので、不妊症となってしまいます。また、排卵障害の原因については、下記のようなものもあります。
● 卵巣機能の低下
栄養の偏りや不規則な生活などによって、体のリズムが乱れてきたり、体力の低下などの原因によって卵巣の機能が低下してきますと、卵巣自体が小さくなってきたり、卵子の製造能力が低下してしまうことがあります。
そうなってきますと、本来ならば卵巣にあるはずの 原始卵胞 が減少して卵子の生産数が減ったり、卵子がなかなか成熟せずに、早い段階でなくなってしまう 早期卵巣機能廃絶症 という排卵障害になってしまうこともあります。
● 多嚢胞性卵巣
まず、多嚢胞性卵巣の原因についてですが、下垂体がコントロールしているホルモンの分泌バランスの乱れなどの原因によって、卵が成熟できなかったり、月経が2〜3ヶ月に1回程度と排卵が起きづらくなっている状態です。
また、このような状況が続いてしまうと、卵巣の表皮が厚くなってきて、更に排卵しづらくなるという悪循環になってしまいます。そして、正常に排卵されないような場合ですと、卵巣の中に卵が溜まっていってしまうため、卵巣が腫れてしまう事もあります。
排卵障害の治療
排卵障害の治療については、ホルモン療法によって、月経のサイクルを正常に戻すという治療を行うことが多いです。また、排卵がなければ妊娠することは出来ませんので、妊娠を望まれている方へは、 クロミッド などの排卵誘発剤を使用して人工的に排卵を起こします。ただ、このような薬物療法には、軽い重いの程度はあれど副作用の問題がありますので、お医者様の説明をしっかりと受けられて下さいね。
